砂川事件文書を開示=外務省、不存在から一転−日本側「密談」速記録(時事通信)

 米軍旧立川基地拡張に反対した住民らが基地内に立ち入り起訴された1957年の「砂川事件」について、米軍駐留を違憲とした東京地裁判決をめぐり、当時のマッカーサー駐日米大使が藤山愛一郎外相らと密談し圧力を掛けたとされる問題で、外務省がこれまで「不存在」としていた大使と外相の会談速記録の存在を認め、開示していたことが3日、分かった。
 核持ち込みなど一連の密約問題と同様に、政権交代まで情報を隠ぺいしていた外務省の姿勢に改めて批判が高まりそうだ。
 開示請求をしていた同事件の元被告土屋源太郎さん(75)=静岡市葵区=が取材に明らかにした。
 砂川事件では、被告7人を無罪とした東京地裁判決に対し、検察側は最高裁に直接上告する跳躍上告を行い、最高裁は地裁判決を破棄し差し戻した。
 2008年4月、米公文書館に保管された文書から、同事件をめぐりマッカーサー大使が藤山外相らと会談し、跳躍上告を求めるなどしたことが明らかになっていた。 

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